恋する横浜における さらに「好感度の高い服装」について(屋内編)

~第3回(屋内編)~

 ■屋内の恋する横浜スタイル

みなさんこんにちは。

第1回は婚活の場においての高好感度ポイント「清潔」「誠実」「知性」。それを装いにて表現するキーワード「適切なサイズ」「シンプルな色柄」「ドレス感ある形」について述べさせていただきました。

そして、第2回(前回)は屋外における好感度の高い服装についてのポイントを具体的な事例を基にご説明させていただきました。

最後に皆さんに2枚の写真を比較していただき、どちらが「屋内の婚活の場において好感度が高い服装」と感じたか選んでいただきました。

今回は前回お示しした2枚の写真の装いについて、それぞれモデル別に好感度の違いに繋がったポイントを述べたいと思います。

 

さて、スーツやジャケットを使ったスタイルを3例紹介させていただきましたが、共通して「サイジングが重要」と述べさせていただきました。

■スーツやジャケットのサイジングについて

「自分はA5サイズだから」とか「いつも買っているのは○○○ブランドの46だから」と試着を省かれる方もおられますが…、先入観や自分の体形変化を考慮しない買い物は失敗する可能性が高いと申し上げておきます。必ず数点~10点の念入りな試着を行う事をおすすめします。最初はピンと来ないかもしれませんが、5点6点と試着するにつれ、だんだん目が肥えてきて、必ず「何となく自分としっくりくる」「これだと思う」スーツに出会う事ができるとお約束できます。

(なお、試着に関してはスーツ・ジャケットに合わせる予定のシャツ・パンツ・ベルト・靴等をお召しになって臨んでください)

まずジャケットは基本「お直し」できない肩幅と着丈を基準にして選んでください。

前から見て肩にしっかりとジャケットが乗り、ラペルが胸に吸い付いているように見えるか。変な皺が寄っていないか。後ろから見て、首~肩のラインが浮いていないか、背中上部に横皺(月皺)ができていないか。首の後ろからシャツが1㎝ほど見えるか。

ジャケットの身幅はボタンを留め、両腕を下した時に胴との間に2~3㎝ほどの隙間が見えるくらいのウエストシェイプがされているか。店員さんと一緒にチェックしてみてください。

パンツは腰骨のあたりでベルトをし、ヒップのフィッティングを基準に選びます。

■お直ししましょう

なお、買われたジャケットやスーツほとんどは「お直し」が必要かと思われます。

ジャケットは直すとバランスが崩れる着丈と高度なアイロン技術が必要な肩以外のほとんどの部分が「お直し」が可能です。長すぎる袖丈、シェイプされていない身幅は必ず「お直し」を!「これが同じジャケットか?」と驚くほど見違える事請け合いです。

パンツはまず、「ヒップを基準」に選びましょう。(ヒップの「お直し」はできる範囲が一番制限ある部分だからです)ウエスト、腿幅、裾幅…これらはすべて直せます。裾幅は可能な限り細くしたい誘惑に駆られますが…屈んだとき膝が極端に突っ張ったり、立った後パンツがふくらはぎに引っかかって落ちてこないようであれば細過ぎです。

裾丈、かつてはワンクッションが主流でしたが、現在はハーフクッション~ジャストレングスが主流。仕上げはダブルとする場合、ダブル幅は4~4.5㎝程度とするとよいでしょう。

前より後ろがやや長い「モーニングカット」にすると、ジャストレングスながら靴下が見えにくい理想的なパンツ丈となります。

■スーツやジャケットの色について

色についてですが、ジャケットやスーツの生地の色は「ネイビー」や「グレー」の無地もしくはストライプから選ぶと好感度の高い一着になると思われます。なお、「黒」は手を出さない方が良いでしょう。スタイリッシュではありますが、清潔感や誠実さ知的さの演出が難しくなります。また、黒はどうしても「ちょっと話しかけにくい」第一印象になってしまいます。これは時間に制限のあるカップリングパーティーにおいては自らハンデを背負う事を意味します。

■シャツ

スーツ用のシャツは一般的に首回りでサイズが決められています。一番上のボタンを留めた時、指一本程度の余裕のあるものがジャストサイズとされています。

また、最近はパンツインした時に腰回りがダブつかないようスリムなものが主流。シャツも試着できますので、必ず試着をしてフィット感を確かめてみてください。

シャツの色は原則、白かサックスブルーの無地もしくはブルー系のストライプが清涼感あり好感度高め。チェックは青系単色のギンガムチェックなら好感度の高いコーディネイトが比較的容易です。

ピンクやイエローのパステルカラーを選ぶと華やかになりますが、ネクタイとの色合わせには一手間要します。

襟の形はセミワイドが万能と言えますが、ジャケパンスタイルの場合ボタンダウンタイプならネクタイレススタイルでも襟の立ち方が美しく好感度高めです。

なお、近年クールビズ用にボタンホールや襟の内側に色や模様のついているシャツも見受けられますが、このようなディティールはかえってコーディネイトの幅を狭める結果にもなりかねませんので、「新しく買う際は」このようなシャツは避けた方が良いでしょう。

■ネクタイ、チーフ

ネクタイはシャツが白・ブルー系シャツの場合、ネイビーか茶系の無地もしくは小紋・ストライプ・ドットといった控えめな柄のものがスッキリで好感度高め。またシャツにパステルカラーを選んだ場合、シャツと同系色のネクタイとすると実にまとまり良く見えます。

ポケットチーフの色は原則シャツに合わせますが、ネクタイの柄を拾ってもお洒落です。

■アクセサリーについて等…

指輪・ブレスレット等の宝石・貴金属類は避け、腕時計のみ等最小限とした方がよいでしょう。万年筆、ブートニエール、タイバー、ネクタイリング、ネクタイピン、カフリンクス等比較的目立つアイテムも1点までとした方がスタイルに品を保てます。

最後に全体の柄合わせですが…ジャケット・シャツ・ネクタイのうち、柄のあるものは2点までとしましょう。3点とも柄…となるとさすがにまとまりを欠くスタイルになります。

…いかがでしたか?

今回は前回のカジュアルスタイルと比較し、文字ばかりが多くて読む気が失せた方もおられるかもしれません。

また、スーツもジャケパンもそれさえ着ていれば「なんとなくサマに」なってしまうスタイルのため、今回書かせていただいたようなルールを気にする事無く着用しておられる方も多いかもしれません。

しかしルールが多いロジカルに確立された装いだからこそ、それをしっかり守っていれば(周囲と相対的に)あなたの好感度を飛躍的に向上させる事も可能なのです。

皆様もどうかルールを心の片隅に留め「恋する横浜」の当日の服装のご準備をしていただければ…と思います。

おさらい

コラムの最後にここでおさらいの意味をこめて、全3回のコラムの好感度高めスタイルを並べさせていただきます

カップル成立後のデートスタイル、オフィスでのクールビズスタイル等、ON・OFFを問わず装いの一参考としていただけたなら幸いです。

 

20代 多少華やかな格好で背伸びをしても許容されますが、結婚相手として意識されるには、
誠実さや知性を感じさせる大人の装いとする必要があります。
ON/OFFともに多少のドレスアップを意識した方が周りと差をつける事ができます。

30代 加齢により徐々に雰囲気が変化し、装い的にも転換点となる時期です。
後半にもなると、20代の頃の惰性で行動していては違和感が目立ちます。
大人気ないスタイルからは誠実さや知性は感じられません。
ついつい自分自身を甘く査定しがちではありますが、一度基本に立ち返り、現在の自分を客観的に見つめる必要が出てきます。

40~50代 肉体的には衰え、雰囲気からも徐々に清潔さが失われていく時期です。
装いもそれらをカバーする補整的な役割が必要です。
また、一般的に社会的な地位もそれなりに向上している年代のため、装いにもそれなりの「知性」や「格」が求められてきます。

■あとがき

 前回「婚活パーティにおける 好感度の高い服装」について書かせていただいた後、内容に関していくつかご意見をいただきました。「厳しすぎる」「そんなの無理」というご意見もありましたし、実際にお会いした際「人を外見で判断するべきではありませんよ」とお話を頂いた事もあります。

 「人は外見だけではない」。正直さえない第一印象だったが、じっくり話すと実に良い奴で今は長年の付き合いとなっている…。私にもそんな友人がいます。ですが、カップリングパーティーに参加している女性にはそんな悠長な話は通用しませんし、期待してもいけないと私は思っています。それは別に参加している女性が冷たいから…というわけではありません。

例え話となりますが…もしあなたが、限られた手持ちのお金をやりくりして、初めて入った店のショーウインドウの中から商品を選ばなければならないとすれば…まず、「整っていて安心でき、好ましそうだ」と視覚的に感じるものから手に取られるのではないでしょうか?

正直な話、独身女性は常に忙しく、また限られた時間を有効に使うため、選別は男性より常に早く、シビアにならざるを得ないのです。そして彼女たちは最終的に男性を視覚情報「だけ」で選別しているわけでもありませんが、自分の生きてきた人生の中の常識と合致するか、周囲に対する配慮があるか、相手の外見を自分との相性を見極める判断のヒントとしているのです。

そういった事を理解しようとせず、自分は何も変わらずに女性に対してのみ自分を理解する努力をしてほしい…というのであれば、それは都合の良過ぎる話だと思いませんか?

それに主催者側の立場としてですが…「恋する横浜」に限らず一般的なカップリングパーティーでも、まず、男女お互いの第一印象のヒアリング結果を基にカップル成立の機会を多く取り持とうとします(実際、第一印象合致→カップル成立の流れも多いです)。

もし、あなたが第一印象で出遅れた場合、場内に意中の女性がいたとしても、まず他の男性に大きなアドバンテージを渡す事になります。

外見の好感度を高めるのにダイエットや整形手術は必須ではありません。「装い(服装・髪型)をより多くの女性から見て好ましいと思えるものに変える」といった誰でもできる効率の良い手法があります。

私は「装い」を制する者がカップリングパーティーを制する者だと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。拙い知識ではありましたが、今回のコラムが皆様にとって「恋する横浜」において少しでも有意義なお時間を過ごし、また意中のお相手とのカップル成立のお役に立てたなら、私にとって無上の喜びです。

最後に私にこのような執筆の機会を与えて下さった「恋する横浜実行委員会」の古谷さん、江口さん、新井さん、素敵な写真を撮影してくださったカメラマンの森さん、色についての知識をコラムから引用させてくださったカラーセラピストの土肥さん、そしてお忙しいところモデルとして快く撮影に応じて下さった「ハマメン」の皆さんに心からお礼の言葉を述べさせていただきたいと思います。

筆 者